top of page

3Dプリントの精度って?

2万円~5万円のお安い3Dプリンター。

安いのはいいけどしっかりした物作れるの??

どうせオモチャ程度の物でしょ?

っと、思う方も多いかもしれませんね。


では実際にどの程度の精度でプリントできるのかやってみましょう。


テスト用キューブのモデルです。

20mm角の正方形で中がくり抜いてあります。

壁の厚さは2mmです。

前後が識別できるように正面に穴を開け

ました。






まず高さ。

高さはばっちりです。











前後方向。

0.02mm小さいです。

でも0.1%の誤差です。










左右方向。

こちらは0.03mmマイナス。











厚みは0.02mmプラス。











どうですか?なかなかの精度でしょ?工業品でもいけそうなレベルです。

実はプリントの際に少し補正いれました。

というのも、素材によって大きさが少しかわるのです。

ABSのように収縮率が高いとかなり補正入れないとだめです。しかもプリント中に収縮でゆがんでしまったりもします。


なので3Dプリントは素材選びも重要なんです。


つづく






閲覧数:16回0件のコメント

最新記事

すべて表示

3Ⅾプリントはアナログ?

3dプリントって最先端?のようなイメージがありますが・・ 少なくとも個人向けの安価な 熱溶解積層方式のプリンターはかなりアナログな世界。 データーをインプットしてボタンを押せば出来上がりっていうもではないです。 (何十万、何百万のものは知りませんが・・) 素材(PLAとかABSとか)による違い、材質でもメーカーによって特性が違ったり・・ 出来栄えはもとより、プリンターのセットアップを間違えれば印刷

bottom of page